包装・ご注文単位(医療関係者向け)
サンホワイトP-1の性状
試験項目 | 規格 |
---|---|
におい | 無し |
色(APHA) | 10 未満 |
比重 | 0.815 ~ 0.880 (60 ℃) |
融点(ASTM) | 50~ 60 ℃ |
チョウ度(ASTM) | 170 ~ 230 dmm |
ヒ素、重金属、酸、アルカリ、強熱残分 等 | 適合(JP, USP, XXII) |
紫外線吸光度(1%イソオクタン溶液) | 0.30未満(275 nm) |
過酸化物価 | 1.0 meq/kg未満 |
サンホワイトP-1は、様々な用途に使用できます。例えば、
サンホワイトP-1は、一般のワセリンを水素添加によりさらに精製したものになります。
ワセリンに含まれる不純物を取り除くことで、太陽光の影響を受けにくく、色調の変化がほとんどありません。
また、強制加熱してもサンホワイトP-1は品質が安定しています。
サンホワイトP-1は紫外線吸収の影響を受けにくく熱や光、酸化などの物理的化学的変化に対して安定であり、パッチテスト・コントロール基剤として長年の使用実績があります。
実際の皮膚炎患者に対するサンホワイトP-1のアレルギー反応性は接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、湿疹・皮膚炎、黒皮性、肝斑、薬疹、脂漏性皮膚炎、酒さ様皮膚炎、日光過敏症、色素沈着症、全身エリテマトーデス、ステロイド皮膚炎、皮膚腫瘍、蕁麻疹、化粧品皮膚炎その他いろいろな皮膚疾患に陰性であるとの報告がなされています。学会で発表されている多くの研究論文の中から、サンホワイトP-1のアレルギー反応性テスト結果の例を抜粋しますと次の通りです。
実施者:例1~3 日本接触皮膚炎学会パッチテスト研究班 例4 日本接触皮膚炎学会
被検者数 | 施設 | アレルギー反応陽性率 | 文献 | |
---|---|---|---|---|
例1 | 患者375名 | 21施設 (大学・公立病院18 専門医他3) |
陽性者0名 陽性率0% |
皮膚第27巻増刊第4号 (昭和60年8月) |
例2 | 患者468名 | 31施設 (大学・公立病院23 専門医他8) |
陽性者0名 陽性率0% (光アレルギー0名) |
皮膚第32巻増刊第9号 (平成2年8月) |
例3 | 患者497名 | 30施設 (大学・公立病院22 専門医他8) |
陽性者0名 陽性率0% (光アレルギー0名) |
皮膚第33巻増刊第11号 (平成3年8月) |
例4 | 患者949名 (AD患者 220名) |
26施設 (大学・公立病院20 専門医他6) |
陽性者:0名 陽性率:0% (AD患者陽性者:0名) |
J ENVIRONMENTAL DERMATOLOGY Vol.9 (105-115,2002) |
主な実施施設※:池田回生病院、大阪大学、大阪回生病院、大阪市立北市民病院、大阪市立大学、大阪府立羽曳野病院、大阪船員保険病院、亀田総合病院、鹿児島大学、関西医科大学、川崎病院、京都府立医科大学、京都第一赤十字病院、京都第二赤十字病院、近畿大学、勤医協札幌病院、久留米大学、警友病院、県立岐阜病院、国立大阪病院、国立岡山病院、国立病院機構大阪医療センター、高知医科大学、済生会川口病院、埼玉医大総合医療センター、島根医科大学、市立相模原病院、市立堺病院、信州大学、住友病院、東邦大学大森病院、東邦大学大橋病院、富山医科薬科大学、東北大学、東海逓信病院、東京都立墨東病院、名古屋 大学大幸医療センター、名古屋市立大学、奈良県立医科大学、名古屋保健衛生大学、阪和泉北病院、平鹿総合病院、福井医科大学、藤田保健衛生大学、兵庫医科大学、山口大学、山口赤十字病院、横浜市立大学、横浜市立大学浦舟病院他
※上記施設名は、文献に記載されている実施当時の名称です。
サンホワイトP-1は皮膚に塗布することで皮膚表面からの水分蒸発を防ぎ、またアレルゲンや異物の侵入などの外的刺激から皮膚を保護しバリアー機能を補助します。サンホワイトP-1は皮膚の表面温度でよく伸びるように硬さが調節されています。比較的べたつきが少なく使用感にすぐれています。
乾燥性敏感肌(ドライスキン)のスキンケアとしてご使用ください。
唇や目のまわり、赤ちゃんにもご使用できます。入浴のあとや乾燥部位に水分を与えたあとに塗布しますとより保湿感が高まります。入浴後はできるだけすぐにご使用ください。
全身にはお風呂上がりの水分を拭き取らずにその上から塗布する方法もあります。軽く薄くつけられます。
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